昨日いきなり北朝鮮による
水爆実験成功のニュースが流れ
世界各国が一斉に北朝
鮮批判を始めました。
確かに日本にとっても北朝鮮の核保有や水爆実験成功は脅威ではありますが、もっ
と現実的な問題はやっぱり南沙諸島の中国による実効支配の方が重要な問題だと
感じるのは私だけでしょうか?
中国は着実に人工島の実効支配を強化する狙いがある様で、これが恒常的になり
中国の実効支配が確立されたなら日本にとっては大事なシーレーンを奪われた事と
なり、中国により喉元にナイフを突きつけられた状態になるのは間違いないですね!
日本のメディアは基本的に1つの問題を追いかける事は少なく、大変な問題も一過性
の騒ぎで終わる事が多いと思います。
たまに特集番組で1人の記者がある事件をずっと追いかけて・・と言う事もありますが
大体は次に起こった事件でどの番組を見ても同じニュースしかやりませんよね?
でも新聞記者なら今の日本にとって目を離しちゃいけない事は何か?と言う事を見て
国民に伝える必要性は無いのでしょうか?
北の水爆実験ですっかり影が薄くなりましたが、中国は着実に南沙諸島の実効支配
を進めて来ています。
そこで今日は時事通信のニュースの記事抜粋です。
人工島へまた試験飛行=実効支配を強化―中国
【北京時事】新華社電によると、
中国政府がチャーターした民間旅客機2機が6日、南シナ海・南沙(英語名スプラトリー)諸島のファイアリクロス(中国名・永暑)礁に造成した飛行場への試験飛行を行った。中国は2、3両日にも同様の試験飛行を実施しており、
人工島の実効支配を強化する狙いがある。
旅客機は6日午前に海南省海口市の空港を出発し、約2時間の飛行を経て、飛行場に着陸。同日午後に海口に戻ったという。新華社は「
物資の輸送や人員往来、医療救護で便利な交通手段となる。飛行場は気象や通信レーダーなどの航行情報を提供する」と主張し、
民間利用の側面を強く訴えた。
新華社のウェブサイトは、整備された飛行場に駐機した旅客機や記念撮影する関係者の写真などを掲載した。
旅客機を飛ばし世間が南沙に注目をしなくなった頃に、中国は以前からここは中国に
よって実効支配された地域だ!と言う事間違いないでしょう。
そうなったら次第に軍用機を着陸させ軍事拠点へと変えて行くつもりではないでしょう
か?
そう言った意味では今回の北の水爆実験に遺憾の意を示しては居ますが、中国に
とってはある意味良い隠れ蓑になったのではないですか?
北の水爆関連は世界が注目してくれてますので私的にはもっとも身近な南沙諸島
問題に注目して行きたいと思う今日この頃です。
とにかく頑張ろう日本!!!