皆さんは今でも大切にしている思い出の物ってお持ちでしょうか?
私にはまぁ思い出とまでは行かないかも分かりませんが、どうしても
捨てる事ができない物があるのです。
それは何か?と言うと「
木でできたテディベアー」なんですが、
これは当時私の家の近所に住んでいた「
新聞の販売店」をしていた兄ちゃんが
私が古い家を改装しながら新しいリビングや台所を作っていた時に新聞舖も道を挟んで
向い側と言う事と、勿論古くからの付き合いもありでフラッとうちに来て
「
オイ!mabo古い家の柱くれへんか?」と来たのです。
兄ちゃんは手先が器用で何でも自分で作ってしまうのは知ってますので
「
今回は何を作ろうと思ってんの?」と聞くと「
古い家が壊されて行くやろ?
それにオッチャン(うちのオヤジ)も病気やんけ!でお前んとこのオッチャンが
やっぱり一番最初に作った家やから思い込みもあるやろし、せやから柱を使って
何か思い出になるもんでもオッチャンに作ってやろかなぁ~と思ってよ!」
と涙が出そうな事を言ってくれて、古い家の要らなくなった柱を
2~3本持って帰りました。
暫くたって兄ちゃんが手に何かを持ちながらうちに遊びに来たんです。
「オイ!maboチョットこれ開けてみ!」と紙でくるんだ包を私に渡してくれたので
開けて見るとそこには手作りとは思えない「
テディーベアー」があったのです。
「
兄ちゃんこれは何?」と聞いて思い出したのが「
お前んとこの古い柱で何か思い出の
物を作ったるわ!」と言ってたやつや!
と言われア~~~~!と思い出しました。
兄ちゃんのさりげない病気と戦ってるオヤジに対する凄い優しさを感じ
本当に涙が出ました。早速オヤジに見せに病院に行き内容を説明し
一日も早く元気になるように元気づけてくれた「
テディーベアー」なので
捨てることもできない大切な思い出の「
テディーベアー」となりました。
そのテディーベアーはこれ
↓です。
手も足もちゃんと動きます。
凄いでしょ?兎に角手先が器用で本当に何でも自分で作ってしまう人なんです。
昔カナディアンカヌーを手作りしその船で熊野の熊野川下りのレースに
2人で参加した事もあります。兎に角凄い人ですね!しかも思いやりの出し方が
本当に嫌味がないんです。だからアクの強い私としては見習いたい部分ですね!爆